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  • 2007.01.10 Wednesday
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お年玉



先日、正月休みにSパパのお宅にお邪魔してきた。
昨シーズン釣ったアイビーリーガーと二尺虹の写真をプリントしたので、持って行ったのである。

僕ら親子がかの川に通うようになったのは、もちろんSパパに教えてもらったから。

Sパパは僕が釣りを始めたときからの師匠だが、そのSパパの曰く、『日本一釣るのが難しくて素晴らしい虹鱒のいる川』だから、この川のニジマスが釣れる様になったら一人前。



この川は、フライをするようになって最初の頃に何度か来たことがあった。その当時は、現在通っている場所よりもずっと下流に入渓していた。川原が開けているので、ロッドを振りやすいものの、流れはとてつもなく強くて複雑。道南の小渓で、ようやっとヤマメが釣れるようになった程度の腕の僕では全く歯が立たず、1ランクも2ランクも上の世界を痛感した記憶がある。

当時中学生の僕にとっては、この川は『釣れない川』としてインプットされた。一方、同じ頃に通い始めた同じ十勝川水系のO川では、初釣行のイブニングで40オーバーにフライをひったくられるという衝撃的な出来事もあり、『釣れる川』としてインプットされることになり、大学に進学するまでの数年間はこのO川に通うことになると同時に『釣れない川』からは足が遠退いた。

僕が大学にいる間、親父はこの川に通い続けていたが、僕は大学3年の夏休みに帰省したときに数年ぶりでこの川に訪れることになる。親父はチビニジを釣るのに苦労していたが、東北で修行してきた僕はいとも簡単に釣ることが出来た。中学生の頃には全く釣れなかったこの川の虹鱒を釣ることが出来るようになり、自分が上手くなっていることがうれしかった。

就職で北海道に帰ってきてからというもの、毎週のようにこの川に通い、30cm前後のアベレージサイズなら思い通り釣れるようになった。一昨年は40cmオーバー、昨年は57cmのアイビーリーガーに加えて61cmのスーパーレインボーまで釣れた。

その写真を一番に見てもらいたいのは、やはりSパパである。

Sパパは昔、この川で60cmレインボーを釣っている。

僕はまた少しSパパに近づくことが出来たかな?

1枚目の写真は、今回Sパパからいただいたお年玉『ホフマンのコンプリート』



今では手に入りませんよね?もったいなくて使えない・・・



あけましておめでとうございます!




本年もどうぞよろしくお願いいたします!

二尺虹

10月28日 土曜日
今日は一人で十勝日帰り。
昼頃にアイビーの淵に到着すると、真新しいタイヤの後もなく、フォレスターの兄さんも誰もいませんでした。
久々に独りきりの釣行です。
渓は予想以上に減水しており、アイビーリーガーを釣り上げたときと同じくらいで絶好の水量です。



思った通り、例のアイビーリーガーは定位置に。
宙を見上げると、#14ほどのメイフライの乱舞に混じって天道虫の姿もちらほら。
とりあえず、メイフライのパターンを結んでキャストするも無反応。||
テントウムシかもと思い、ライツロイヤルを投げても無反応。
思い切ってカメムシをキャスト・・・
アイビーリーガーはス〜っと浮上してしばらく観察して見破り、鼻先で突付いて淵の奥底に泳ぎ去りました。
アイビーリーガーを諦め、50オーバーの淵へ。
ドライには全く無反応だし、ここ数回はヘアーズイヤーでいい思いをしているので、ルースニングに変更。
すると、一投目。
サイズの割にはいい動きを見せてくれたのは33cmほどのニジ君でした。



まずはボンズを免れて一安心^^
今日の水量なら60リベンジなるかと期待に胸を膨らませて淵にやってきました。
着いて早々にドカンと派手なライズ!
ルースニングからライツロイヤルに替え、数回流すも反応なし!
やっぱりドライはダメ?
再びルースニングに戻し、#12のヘアーズイヤーを結び、1号のショットをフライから20cm程のところに一つ。
定位している場所よりも1mほど上流にキャスト!
一投目はレーンが合わずに素通り。
二投目!
今度は上手くレーンに乗り、インジケーターは静かに流れました。
・・・
2m程流れたところでインジケーターが止まり、根がかりのように水中にゆっくりと沈んでいきました。
これは大物特有の引き込まれ方。
ということで、僕は全身を使ってめいっぱい大きなアワセを入れました。
すると、ググンと水底に吸い込まれるような躍動感。
ここでテンションを緩めてバラしてはどうしようもないので、慎重に、慎重にたるんだラインを巻き取り、ここからはリールでやりとり。
前回は足が止まってラインブレイクしたので、今回はとことん付き合う心構えをし、足元を確認。今日は減水で陸地が増えているのでこちらが有利。
ドラグを最強にし、バットから満月にしなるロッドを高く掲げるも、ラインはどんどん淵の奥底に引き込まれていきます。
あまりラインが出ないように、せわしなく立ち位置を変えながらファイト。
ある程度浮上してきたと思ったら、今度は下流に向かって一気に20mほど引きずりまわされ、再び上流に・・・
元の淵を通り越し、一段上流の白糸の滝が流れ込む淵の底に向かって一直線に潜っていきます。こちらの淵は水中は断崖絶壁。真下に沈んでいくのを必死にこらえラインが切り立った壁にこすれないように気を遣いながら、ロッドを操りすぐ足元まで引き寄せるも、その体に秘めた強靭なパワーは底なしで、再び下流へ・・・







腕がガクガクになりながらも、やっとのことでネットに収まったのは61cm!またしても記録更新、二尺超えの大物でした。




親父のFF紀行が読みたい方はこちら!


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